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アメリカン・コッカー・スパニエル
　  American　Cocker　Spaniel 　

　原産国          アメリカ合衆国
　起源            １９世紀（１９００年代説も）
　寿命            １３～１４年
　体重            １１～１３ｋｇ
　体高            ３６～３８ｃｍ
 
 
《　特徴　》
スポーティングドッグに分類される中で最小といわれるコッカ－スパニエルは、セッターやスパニエルの子孫です。スパニエルは最古の猟犬の部類に入ります。
性格はとても明るく、愛情がこまやかでおとなしい種類の犬です。１９世紀後半にアメリカに持ち込まれ小さな鳥を主な獲物としていたので小型の猟犬が必要と
されていました。
イングリッシュ・コッカ－・スパニエルにトイ・スパニエルを交配させて改良されたといわれています。

耳は垂れ下がり低い位置についています。尾は基本的に断尾します。絹状のコートはややウェーブしていて耳のコートはとくに豊富です。毛色は黒と黒以外の
単色、そして２色以上の毛が混ざるパーティカラーがあります。

どんなに暑くても季節的脱毛はしないので、できるだけこまめにトリミング・ブラッシングしてあげましょう。また運動を充分にさせて肥満にならないように気をつけましょう。
 
 
《　出産と子犬　》
４～６頭の子犬を産みます。
単色の毛色の子は親と同じですが、パーティカラーの子犬は生後２週間ほど真っ白なことが多いです。
 
《　かかりやすい病気　》　
この犬種は特に白内障や緑内障などの目の疾患にかかりやすい傾向があります。また老化とともに脂漏性皮膚炎や外耳炎などの皮膚や耳の病気も見られます。
太りやすいので肥満にも注意しましょう。
外耳炎は垂れ耳の犬種によく見られます。