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     ボーダー・コリー
       Border Collie      


 原産国         英国
 起源            19世紀
 寿命            12~14年
 体重            14~22kg
 体高            46~54cm
 
《 特徴 》
ボーダーとは「国境」という意味で、ボーダー・コリーはイングランドとスコットランドの国境地帯が原産といわれています。
19世紀の英国は牧羊・牧畜に様々な犬種が活躍していました。そして1873年に最初の牧羊犬の能力を競う競技大会が開かれました。
この競技会で素晴らしい活躍を見せた「ヘンプ」という名前の犬が後のボーダー・コリーの父といわれるようになります。
1906年になって初めてボーダー・コリーの規準が設定され、外見よりも作業能力を重視されました。そして1915年に正式にボーダー・コリーとして
認定されました。
ボーダー・コリーは大変利口で忍耐力があり、しつけや訓練にたいする適応能力が優れています。また主人に対する忠誠心も高いのが特徴です。
現在でも英国やアイルランドで牧羊犬として活躍しているボーダー・コリーは大都市や家庭犬としては不向きです。
いつも活気に溢れ、アジリティやオビデイェンス・トライアルのスーパースターとして活躍していますが、あらゆる犬種の中でこの犬ほど作業意欲のある
犬種はいません。
毛色はブラック&ホワイト、タン&ホワイト、グレー&ブラック、レッド&ホワイトなどがあります。

また左右の目の色の違うこともあります。耳も立っているものもあれば垂れているのもあります。
 
《 出産と子犬 》
6~8頭の子犬を産みます。
安産が多いようです。子犬は人に順応しやすく育てやすいです。
 
《 かかりやすい病気 》 
眼の病気として水晶体脱臼、コリー眼異常に注意しましょう。
その他、股関節形成不全、離断性骨軟骨炎などがあります。