ブルセラ症

ブルセラ症は細菌の感染が原因で起こる病気で、雌雄ともに不妊を引き起こします。
ブルセラ症は人にも感染します。
感染しても症状はほとんど現れず、雄では睾丸が一時的に腫れ、その後は縮んでしまいます。
その後正常な精子が作れなくなったり、無精子症となり不妊となります。
メスは妊娠後6週間前後に流産や死産がみられ、その後不妊や流産を繰り返します。
犬のブルセラ症の感染は、ブリーダーの犬舎やペットホテルなど犬が多く集まる場所での感染が多く見られます。
感染している犬の尿や分泌物、流産の時に排泄された胎子や分泌物による経口感染や、感染犬との交配によって広がります。
予防ワクチンはなく、多頭飼育などの場合、環境を清潔に保つことが重要です。
 
《 罹りやすい犬種 》
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