《 特徴 》
キングチャールズ・スパニエルはスパニエル系祖先の小型版といったところですが身のこなしが優雅で飼い主に忠実な犬種です。スパニエル系と狆などの
東洋犬を掛け合わせて誕生したといわれています。
チューダー王朝時代には「癒しのスパニエル」とも呼ばれ、誰からも愛され大変人気のある犬種でした。
18世紀にチャールズ2世がこの犬種に夢中になって国務を疎かにして糾弾されるという歴史の一幕もありました。後に彼の名前を取って「キングチャールズ・スパニエル」として広く知られるようになりました。
時代とともに短めの鼻のスパニエルが好まれるようになりますが、初期の巨匠の名画に描かれている可憐な古き良き時代のスパニエルを復活させるべく個別
繁殖が行われました。そしてキャバリアキングチャールズ・スパニエルが作出され、1945年に独立した犬種として認められました。
コートは長く絹状で毛色は黒褐色、ルビー、ブレナム(黄金色)三色の4種類があります。
性格は活発で明るく、愛情深く友好的です。