糖尿病
猫は本来、肉食動物であり、血糖のコントロールがあまり上手くないようで、ストレス・肥満・感染症など多くの要因で高血糖を示しやすいです。
雄に多く発生し、肥満は老猫に発生しやすくなります。
血液中に糖が高いため尿中に糖分を捨て、同時に水を捨てるため多尿となります。
そして、体から水分が出て行くため水を飲みます。
糖尿病の猫はたくさん飲むからといって、飲む水を制限しないでください。
制限すると脱水状態が進み急激に状態が悪くなります。また、感染症になりやすいです。
外耳道炎・膀胱炎などの病気で動物病院で来院することも多く、特に膀胱炎は併発症です。
猫の白目の部分や唇の粘膜が黄色っぽくなる黄疸症状がみられることがあり、猫が吐いたり、脱水を起こしている場合は「ケトアシドーシス」といった重度の状態になっている事があります。