《 特徴 》
19世紀、ドイツのチューリンゲンに住んでいたカール・ルイス・ドーベルマン」によって警備犬として生み出されました。
ジャーマン・シェパードとピンシャー、ロトワイラー、ワイマラナーなどと掛け合わせて誕生したのがこのドーベルマンです。
体は全体的に筋肉質で尖った耳と短い尾とでシャープな印象がある。また「丸腰でドーベルマンに対峙すれば人間は勝てない」といわれるほど強い犬種です。
走力に優れ、優美な筋肉質のスタイルから犬のサラブレッドとも言われます。
その勇敢で大胆な性格から、欧米で警察犬、警備犬、軍用犬として評価が高まり、一般家庭でも非常に役立つ番犬として絶賛されるようになりました。また、
その優美な姿からショードッグとしても人気が高まりました。
硬い被毛はまっすぐな短毛で、毛色は黒、茶、ブルー、イザべラ(薄い栗色)で、赤錆色の斑が定位置にあるものが好まれます。
性格は非常に利口で警戒心に富んでいます。知的で好奇心が強く、飼い主に忠実です。
従順ですが攻撃性や咬みつき癖を防ぐためにも幼犬から徹底した訓練が必要です。訓練をマスターする能力は極めて高く、的確な訓練をしてこそ輝く犬種です。
運動は不可欠でかなりの量を必要とします。
断尾や断耳は生後7~9週間内に行われますが、一部の国では禁止されているところもあります。