イングリッシュ・コッカー・スパニエル
　 　 English　Cocker　Spaniel 　　

　原産国          英国
　起源            ８～９世紀
　寿命            １３～１４年
　体重            １１～１５ｋｇ
　体高            ３８～４１ｃｍ
 
《　特徴　》
先祖は１０世紀以前に英国に渡来したスペイン産のスパニエルといわれている。その後ウェールズ地方で鳥猟の回収犬として活躍し、ヤマシギの「コック」
からコッカ－と呼ばれるようになりコッカ－スパニエルという名で公認されました。
体高４０ｃｍ前後でアメリカン・コッカ－スパニエルの祖先犬にあたります。短めのフサフサとした巻き毛で、長い垂れ耳で猟犬として追跡能力は高く、
性格は従順です。家の中で飼うのに適していますが、運動量が豊富なので戸外での運動が必要です。順応性が高く実用向きの犬ですが愛玩犬として高い人気が
あります。

心配な点はコッカ－スパニエル特有の遺伝性病気が比較的多く、皮膚病をはじめ腎臓などの内臓に疾患があったり、難しい気性だったりする場合があるので、飼う前に血統をよくチェックすることをお勧めします。
毛色は豊富でバラエティに富んでいます。
 
《　出産と子犬　》
５～６頭の子犬を出産します。
 
《　かかりやすい病気　》　
チェリーアイ（第三眼瞼腺逸脱）、角膜炎などの目の病気。
アトピー性皮膚炎、甲状腺機能低下症、胃の拡張・胃捻転症候群、糸球体腎炎、膵炎、心室中隔欠損症、免疫介在性溶血性貧血など遺伝的にかかりやすい病気が
あります。
毛がフサフサしているのでその分皮膚病に気をつけるのと垂れ耳なので耳掃除もこまめにしましょう。