フィラリア症

犬の病気として認知度が高いのですが、実際には猫にもおこる感染症です。
フィラリアに感染した猫や犬の血液に混じってミクロフィラリアが蚊の体内に潜入し、その蚊が他の犬や猫を刺して感染します。
犬の場合は心臓に寄生しますが、猫の場合はフィラリアの成虫が肺動脈、右心室に寄生し、肝腎疾患・循環器障害・呼吸障害などを発症します。
雄と雌のフィラリアが寄生した場合、たくさんの子虫を産みます。
進行するまでは、無症状の事が多いですが、進行すると、元気がなくなり、乾いた咳をしたり、突然吐いてしまったり、喉に何かつまったような動作で呼吸が苦しそうだったりします。
また呼吸器意外にも循環霜害から肝臓に負担がかかったり、腎臓が悪くなったりと様々な症状を現れます。末期では血尿や腹水の貯留なども見られます。

 
 
《 罹りやすい猫種 》
特定猫種なし