食事性アレルギー

抗原(アレルゲン)に反応して起こる皮膚炎をアレルギー性皮膚炎とよび、そのなかで特に食物が抗原となりアレルギー反応を起こすものを食餌性アレルギー皮膚炎と呼びます。
アレルゲンとなる食物は多くは、炭水化物やたんぱく質に原因があります。
猫では麦・牛肉・乳製品が原因の約1/3を占め、これらの食物が原因となることが多いようです。
新しく食べものが原因で起こるよりも、どちらかというと習慣的に食べていたものが原因となることが多く、食事を取ってからだいたい数時間以内に皮膚が赤くなってきます。
その後、皮膚に小さなブツブツが出てしまい、皮膚の表面がぽろぽろはがれたり、脱毛などの皮膚炎の症状があらわれます。
 
《 罹りやすい猫種 》
特定猫種なし