肛門嚢炎

肛門嚢とは肛門の周辺にある、液状の分泌物の入ったニオイ袋のことです。
肛門嚢炎にかかった犬は、炎症や分泌物が肛門に溜まるなどで不快感があるために、肛門を舐めたり、地面にこすり付けたりするようになります。
この病気の原因としては、肛門嚢の分泌物がたまり、細菌などに感染して、発症します。
この炎症がひどくなると、出血したり皮膚炎を起こしたりします。
肛門嚢が腫れて皮膚がもりあがり触ると痛がるようになったら、細菌感染を起こし、膿を持っている可能性があります。
この病気の予防は定期的に肛門腺をしぼって、中の分泌物を出してあげるのが効果的です。
ただし、この分泌物は強烈な臭いがします。
 
《 罹りやすい犬種 》
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