《 特徴 》
19世紀後半に、英国のトゥイードマス卿が黄色のラブラドル・レトリバーと今はないトゥイード・ウォーター・スパニエルを交配させて誕生させたのがゴールデン・レトリバーです。
本来狩猟犬として作られ、最大の特徴は黄金色の美しい毛並と柔和な表情にあります。泳ぐのも得意で水陸両用の犬として狩猟家たちに人気があります。
もともと水禽を回収する目的で繁殖されていることから性格は穏やかで、忍耐強く、愛情豊かです。友好的で飼い主に忠実でおとなしく利口で、人命救助犬や
盲導犬としても活躍しています。同じゴールデン・レトリバーの中でも血統により狩猟犬、野外競技用として繁殖されているものや、盲導犬などになるために
繁殖されているものがあります。
滑らかで短い二層の被毛は水をはじく特性があり、水中での作業に向いています。
硬過ぎでも柔らか過ぎでもなく手入れは比較的楽ですがブラッシング、シャンプーは必要です。
また年中換毛するので抜け毛が多く衛生面や掃除に注意が必要です。