低血糖症

低血糖症とは、血液中の糖分濃度が著しく低下して、体内でエネルギーが作られない状態をいいます。
血糖値が下がり過ぎることで、細胞はエネルギー源を失います。
主な原因として、子犬の場合は環境変化によるストレス、体の冷え、飢え、消化の異常などで起こります。
成犬や老犬では、血糖値を制御するインスリンの過剰分泌または糖尿病を治療中時のインスリン過剰投与、空腹や運動による糖分の不足などがあります。
元気がなくなったり、歩行時に腰がふらつくなどの症状が現れます。
重度の場合は、糖が脳に行渡らず、機能低下を起こして運動発作を起こしたり、倒れて動かなくなったり、最悪の場合は死にいたることもあります。
低血糖状態は非常に危険な状態です。
 
《 罹りやすい犬種 》
特定犬種なし