糖尿病性ケトアシドーシス

糖尿病を長い間放置しておくと、血液中のケトンという比較的強い酸性の有害な物質が著しく増加することがあります。
ケトンは脂肪の分解により肝臓で作られ、血液中に出されます。
ケトンが増加して、血液などの体液が酸性に傾くことをケトアシドーシスといいます。
このような状態は血糖を下げるインスリンの欠乏や、ストレスなどが原因で脂肪酸が作られ、その約半分が肝臓でケトンになることで起こります。
下痢や嘔吐などの症状が現れたり、こん睡状態に陥ることもある危険な病気です。
 
《　罹りやすい犬種　》
特定犬種なし