肥満細胞腫

肥満細胞腫になると、食欲不振、体重減少、元気減退などの症状が主に全身症状として現れます。
小腸付近を触診してみると腫瘍の塊があるのがわかります。
皮膚の肥満細胞腫の場合は針生検などを行い、肥満細胞を確認することで行います。
肥満細胞腫は、皮膚型と内臓型の二種類に分けられます。
皮膚型は、目の周り・耳介・頭頚部に発生することが多く、痒みを伴うこともあります。
内蔵型は、肝臓・脾臓などに発生し、皮膚型より転移しやすく、高い確率で転移が認められています。
主な症状の他には嗜眠、食欲不振、体重減少、嘔吐があり、身体検査で蒼白、肝腫、脾腫、腹水、腹部腫瘤が明らかになることがあります。
 
 
《 罹りやすい猫種 》
太っている猫