金属による中毒


古いペンキ、バッテリー、リノリウム、ハンダ、散弾などに含まれます。
鉛に汚染された土壌で育った植物や、それを食べた草食動物の肉を食べて体内に入るというルートや、散弾を受けた鳥の肉を食べて
体内に入るというルートもあります。

アンチモン
バッテリー、ゴム、プラスチック、ハンダ合金などに含まれます。
アンチモンを含む容器や器具に接触させたものを飲んだ場合なども中毒が発生します。


多くの動物にとって慢性的に過剰な銅の摂取は毒となります。
10円玉、鍋など多くの製品に用いられており、銅の過多は発育不全、黄疸、肝硬変などの原因になります。


過剰な鉄の摂取は生体にとって有害で、主に心臓、肝臓、膵臓に悪影響を及ぼします。
人間用の鉄を含んだサプリメントなどを誤飲すると、体の小さい猫では中毒症状を起こす場合があり、過剰摂取後6時間以内に
下痢、嘔吐、腹痛、眠気、痙攣、意識消失などの症状が発症します。