内耳炎

内耳は耳の最深部に位置し、聴覚の働きを持つ蝸牛神経と、体の平行を保つ前庭神経があります。
蝸牛神経が炎症で侵されると難聴になってしまい、声をかけても反応しなくなります。
前庭神経を侵されると体の平行感覚が崩れ、バランスを崩し歩行がおかしくなり、病気の耳の方に頭を傾けせぐるぐると回ると同時に眼球も落ち着かなくなります。
外耳の炎症をそのままにしていると、炎症が内耳・中耳まで及んで内耳炎となってしまいますが、治療は外耳炎よりも困難です。
 
《 罹りやすい猫種 》
特定猫種なし