パルボウイルス感染症

パルボウィルスは特定種の動物、多くの場合は自身と関連性のある種の動物にしか感染しません。
例えば犬パルボウィルスは犬、オオカミ、キツネなどには感染しますが人や猫には感染しません。
経口感染と経胎盤感染があり感染している犬との接触、糞便や吐物およびそれらの飛沫、粉塵を経口、経鼻摂取で感染します。
2~12日間の潜伏期間後に発症し、食欲不振、元気消沈、嘔吐そして全身の組織細胞で複製され細胞を破壊し、突然死を起こすことから「犬コロリ病」とも呼ばれていました。
ワクチンも開発されましたが現在でも死亡率の高い伝染病です。
またこのウィルスは熱や消毒薬にも強く、普通の消毒薬は効果がありません。
 
《 罹りやすい犬種 》
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