進行性網膜萎縮
網膜が萎縮することで視力障害を起こし、動体視力が衰えていきます。
眼底にある光を感じる光受容層に、異常が生じる病気で初期状況時でしたら、視力障害は起こりません。
症状が進行すると視力障害が現れ、夜間に動いているものを追いにくくなり、さらに進行すると、昼間の視力にも障害が現れ、光に対する反応が遅くなります。
末期になると、瞳孔は常に開いている状態になり視力が失われていきます。
網膜萎縮には「後天性」と「先天性」があります。「後天性」網膜萎縮の原因は、主にタウリン欠乏や栄養性欠乏です。タウリン欠乏は、猫にドッグフードを与えることで栄養不足が起こります。
「先天性」のものは猫の場合、稀です。