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    ミニチュア・シュナウザー
     Miniature Schnauzer    


 原産国         ドイツ
 起源            19世紀
 寿命            12~14年
 体重            6~7kg
 体高            30~36cm
 
《 特徴 》
ミニチュア・シュナウザーはドイツ原産のシュナウザーの中で一番小型です。
スタンダード・シュナウザー、アーヘン・ピンシャー、ジャーマン・プードルなどを交配させて作出されたといわれています。
19世紀後半にネズミ捕り用として開発されましたが、愛玩犬としても根付きました。頑丈でスクウェアな体形をしているのが特徴です。
シュナウザーはドイツ語で「小さいひげ」という意味で、この犬種の特徴を表しています。荒い針金状の被毛はダブルコートで、上毛は硬く、下毛は密生
しています。
毛色は黒、黒&シルバー、ソルト&ペッパーなどいろいろあります。濃い眉毛と口周辺の長いひげ、四肢の飾り毛が特徴です。
性格は情愛深く、遊び好きで、好奇心が強く、警戒心がありながら勇敢で、番犬としても優秀です。攻撃的なところもなく聡明で従順です。他の動物や
子供との相性も良い犬種です。
怖いもの知らずで、大型犬並みの度胸とハッタリも得意ですが、たまに吠え癖を持った犬もいます。
 
《 出産と子犬 》
4~5頭の子犬を産みます。
断耳を行う場合には生後10週間目くらいが良いでしょう。
 
《 かかりやすい病気 》 
進行性網膜萎縮症、尿路結石、停留睾丸などがあります。
また遺伝的に見られる病気として肺動脈狭窄、レッグ・カルベ・ペルテス病、白内障、甲状腺機能低下症、シュナウザー面疱症候群などがあります。