対称性脱毛
体の左側と右側が同じように脱毛していきます。
後足の間当りから毛が抜けてから、被毛が薄くなった部分が次第に腹の方に広がっていきます。
症状が進みますと背中や腰・わき腹・尾の下・後足の内モモまで脱毛が及びます。
対称性の脱毛は、毛の根元の毛包が萎縮する為に起こります。
脱毛は内分泌の障害・アレルギー症状等による病気が関与するものと、季節の変わり目等に自然におこる生理的なものがあります。
対称性脱毛は、痒みはあまりありませんが、悪化すると発症部位が硬くなってしまい痒みを伴う事があります。
《 罹りやすい猫種 》
去勢手術を受けた雄猫
不妊手術を受けた雌猫
長期に渡ってホルモン剤を用いている猫など