胃捻転

胃捻転になったら緊急の治療が必要になります。
胃が捻じれてしまい、食べ物や水分が動かなくなり、腹部にガスが溜まっていき、猫は激しい腹痛に襲われます。
また、症状の一つには脱水症状も上げられています。急にお腹が膨れて元気が無くなった時は要注意です。
胃の捻転の程度にもよりますが、胃の入り口である噴門と出口である幽門が閉塞するため、一般的に食後1~4時間以内で、胃内に胃液とガスが充満して腹部が異常に膨満してきます。
猫が吐こうとしても吐物が出なく、よだれを大量に出る状態が続き、呼吸音が荒くなります。
血色を示す口腔粘膜の色調は白く退色し、脈圧が低下するなどショック症状を起こします。
放置してしまいますと数時間で死に至ってしまいます。
 
《 罹りやすい猫種 》
特定猫種なし