黄色脂肪症(イエローファット)

栄養価が偏ると発症する病気で、猫の胸部や腹部、腹腔内などにたまった皮下脂肪が酸化して変性して、炎症を起こします。
脂肪は本来、綺麗な白色ですが黄色脂肪症になると黄色く変色して見えることからイエローファットとも呼ばれています。
症状は、腹部に脂肪の硬いしこりが出てきます。
このしこりは熱と痛みを伴うため猫は突っ立ったような奇妙な歩き方をします。
原因は「不飽和脂肪酸」と言うカツオ・マグロ・サバ・アジなどの青物の魚に含まれる成分の過剰摂取によって引き起こされますので、
この種の魚を食べ過ぎないように気を付けましょう。
 
《 罹りやすい猫種 》
特定猫種なし