クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
副腎から持続的にステロイドホルモンが過剰に分泌される症状をクッシング症候群といいます。
原因の多くは、分泌をコントロールしている脳下垂体の前葉に腫瘍ができ2つの副腎が刺激されることによって、副腎皮質刺激ホルモンが過剰に作り出されます。
症状として水を大量に飲むようになり、尿の量も増加します。
お腹が腫れたり、垂れ下がったりします。
毛が乾燥する、左右対称に体の両側が脱毛する、筋肉が弱くなるか萎縮する、食欲が異常に増加するなどの症状が現れます。
ステロイドの長期投与が原因となる場合もありますので、その時は投与量を徐々に減らします。