瞳孔膜遺残

胎児期に瞳孔をおおっていた瞳孔膜の線維または断片が生後も残っている状態のことをいいます。
通常は数週間のうちに消えてなくなりますが、線維が虹彩と角膜の間に瞳孔を横切る形で残ったり、角膜や水晶体に張り付いた場合は、小さな白い斑点となって現れます。
この斑点が多いと視力に影響を及ぼします。