甲状腺機能低下症

この病気は250頭に1頭が発症するといわれるほどよくある病気です。
そのうちの5分の1は免疫介在です。
この病気は甲状腺の腫瘍、萎縮、破壊などが原因で甲状腺ホルモンの分泌が低下した状態のことをいいます。
特にゴールデン・レトリバーやブルドッグ、コッカ-・スパニエルなどの犬種に発症率が高い病気です。
症状としては元気消沈、体重増加、皮膚の乾燥、脱毛などがあります。
寒さに弱くなり、心臓機能低下もみられます。
また身体的な症状と同時に異常な行動を起こします。
突然の攻撃、神経質になり、不機嫌になったりします。
 
《 罹りやすい犬種 》
コッカ-・スパニエル
チャウ・チャウ
ゴールデン・レトリーバー
柴犬
アイリッシュ・セター
オールド・イングリッシュ・シープドッグ